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お気に入りの仙人池ヒュッテへ

真砂沢ロッジのキャンプ指定地
 6時30分、二股へ。ロッジ脇を下り、剱沢左岸の灌木の中を歩く。すぐに右からハシゴ谷乗越からのルートに出る、剱沢を右に、灌木の中や岩場を進む。水量によってルートが変わるが、高低差のない川原のトレッキングを楽しむ。所々、鎖やロープを使って高巻きながら、河原を歩くと前方に大きな黒い岩が見えてくる。近藤岩で二股はすぐそこだ。

 8時到着小休止、二股は、剱沢南股と剱沢北股の合流点で、金属製の吊り橋がかかる。北股を渡り、左に三ノ窓谷や八ッ峰の岩峰が仰ぎ見られ、やがて大きな岩の所で道は分かれる。直進する道は北般に沿って池ノ平ヘ(雪渓の決壊情報等の案内表示有)、右はこれから登る仙人池への仙人新道だ。樹林の中の急登は、全身から汗が、一気に吹き出す。尾根の右側に出ると、鹿島槍ガ岳と剱沢が見え、さらに登ると、稜線に出る。三ノ窓雪渓とチンネ、八ッ峰などの岩峰群が眼前に広がる。少し登ったところに猫の額ほどの広場に出る(9:00)。

 小休止と写真撮影、広角、望遠レンズを使って、迫力ある絵をゲット。小休止後、さらに急登が続く。景色は三ノ窓谷から小窓雪渓へと変わり、左前方に池ノ平山が現れてくる。尾根上の急登をかせぐと仙人池ヒュッテへ1時間30分の案内板がある。やがて樹林で展望の利かないピークをニつほど越すと、今まで高く見えた仙人池のある稜線がぐんと近づき、仙人池ヒュッテの赤い屋根が見えてくる。仙人池ヒュッテへ30分の案内板を確認し、軽い登りとなる尾根の右側を巻く。まもなく仙人峠から来る道に出て、前方に仙人池ヒュッテを見ながら下って、少し登り返すとヒュッテの前の平地に出る(11:30)。

 早々に宿泊手続きをすませ、お風呂をいただく。極楽極楽。軽い昼食をとり、仙人池の撮影スポットの下見。午後は、八ッ峰、三ノ窓の絶景を眺めのんびり過ごす。ヒュッテは、プロ、アマのカメラマンの常連さんが多く、連泊する人がほとんどだ。またヒュッテオーナーの志鷹静代さんの人柄によるところも見逃せない。

 仙人池ヒュッテは、昭和32年、志鷹新正さん(平成10年死去)が苦難の末この地に建設され、今は、奥さんの静代さんと、息子さんの新一郎さんが切り盛りされている。かあさんからは色々面白い話が聞けるし、愛情こもった手料理で、連泊しても夕食が楽しみ。

 静代さんから 「お金と、暇と、健脚の方に限る。」こんな一言を載せとおいてと…

二股の吊り橋 三ノ窓 小窓
仙人池ヒュッテオーナー志鷹静代さん 仙人池ヒュッテ 仙人池ヒュッテ
仙人池に映る三ノ窓 仙人池周辺の高山植物(1) 仙人池周辺の高山植物(2)