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スリル満点標高差200メートルの水平道を行く

阿曽原温泉小屋
 7時、阿曽原温泉小屋を出発、キャンプ場を通って阿曽原谷を渡り、山腹をジグザグに200b急登する。やがて道は水平道になり、ここから欅平の下り口まで水平道が続く。水平道はオリオ谷へと左へ曲がり出合へ進む。オリオ谷堰堤で小休止(8:30)。

 堰堤内のトンネルを抜けて道はさらに山腹を大きく回り込んで尾根の鼻先に出ると大太鼓の標識にでる。下流からは欅平の駅の構内放送が聞こえ、建物が見えるが先はまだまだ行程の3分の1程度過ぎたのみだ。水平道は左へ大きく曲がり、更に進むと志合谷に着く(9:30)。
 まずトンネルに入る前にヘッドランプをつける。構内は狭く、足元には水が流れ、途中で右手へとカーブしている。真っ暗なトンネルは約150bある。やがて出口の明かりが確認できると安堵する。ルートは再び山腹を回り込む。対岸には奥鐘山の大障壁が現れ、時にはクライマーの声が聞こえる。水平道は小さなトンネルを2つほどくぐってさらに進む。両側の山腹が開け視野が明るくなり、送電線が沢をひょいと飛び越えて行く様がうらやましく感じるが、欅平は近い。やがて左手からの尾根が低くなる。樹林帯に入り200bに及ぶシジミ坂のジグザグを急降下すると、急に賑やかな黒部峡谷鉄道欅平駅の左側に出る(11:30)。
オリオ谷と志合谷の水平道 オリオ谷