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槍ケ岳の勇姿を満喫

 6時30分、三俣山荘出発。キャンプ場を抜け、ハイマツの中の階段状の登山道を登る。階段状の道が終わり、やがて草原を緩やかな登りとなる。間もなく三俣蓮華岳の頂上への分岐にでる。直進すればお花畑と三俣カールから流れる水が美しい巻き道だ。

 今回は、三俣蓮華岳に登り、稜線を更に双六岳へ向かうコースをとる。分岐から右のルートを急登すると三俣蓮華岳の山頂に出る。山頂は長野、富山、岐阜の県境になっていて、306度の展望は抜群だ。黒部五郎岳、薬師岳、水晶岳、祖父岳、鷲羽岳の山々が、昨日歩いた雲ノ平を箱庭のように包み込む絶景だ。

 双六平へは二つのコースがある。稜線通しに双六岳を越えて行く展望コース。稜線の途中から山腹コースに合流して双六平へ向う。
 ここでは稜線通しに双六岳経由で向かう前者を行く。アップダウンの少ない稜線をルンルン気分で進む。やがて通称丸山と呼ばれるピークの登りを越え、さらに双六岳山頂へ登る。

 山頂から望む一風変わった風景。平原の向うに槍ケ岳の鋭い山容がアンバランスの美を創る。双六岳からこの平原を縦走、野球が出来そうなほんとに広い平原だ。平原が終わり岩稜帯を下る。途中で三俣山荘から来る巻き道と合流しハイマツと石の道を一気に双六小屋へ下る(9:30)。

 稜線の道と巻き道では時間的に大差はなく体調や好みで選択したい。

 10時、小屋で小休止後、小池新道で新穂高温泉郷へ下る。双六池畔のキャンプ場を抜け、弓折岳、鏡平へ向かう。樅沢岳の山腹を行き、少し登ると尾根に出る。左に槍が岳がそり立ち、足元は左俣谷が深く切れ落ち高度感がある。所々足場の悪い箇所を通過するが滑落事故起こさないように充分気を付けて進む。前方には抜戸岳と笠が岳の雄大な山容がうかがえる。

 弓折岳山頂への分岐で左へ下り、ダケカンバやスズタケの間を急降下してゆくと、小さな大地に鏡平の池畔がある。鏡平山荘で昼食を採る(11:00)。

 鏡平池で観光パンフレットの写真のような池に移る槍・穂高連峰を記録。

 12時、鏡平から弓折尾根を回り込んだ後、樹林の中を下る。やがてシシウドが原で大ノマ乗越から来る道と合流、更に高度を下げる。大きな秩父沢に出て沢を渡り、灌木帯を抜けると左俣谷の沢音が耳に届く。間もなく左俣林道に乗っかる。

 林道を急ぎ足でワサビ平小屋へ向かう。小屋で小休止(14:30)。

 林道の途中で笠が岳から来る笠新道の登山口の道標がある。さらに下ると、舗装道に代わり、会社の保養所が建ち並ぶ新穂高温泉郷へと入る。観光客で賑わいをみせる新穂高温泉のバス停脇に立派な無料の共同浴場がある、バス時間を調べて温泉で汗をながす。

双六岳山頂から槍ケ岳を望む@ 双六岳山頂から槍ケ岳を望むA
平原から槍ケ岳を望む
鏡平池から槍・穂高連峰を望む@ 鏡平池から槍・穂高連峰を望むA