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 計画では涸沢で2泊し明日は北穂、奥穂をピストンする予定だが、連れ合いの足のトラブルで、のんびり涸沢を散策することになる。ここの紅葉に憧れ、祈るような期待を胸に上がってきたものの、ピークから1週間ほど遅く、ナナカマドの葉は落ち、びっしりと真っ赤な実を一杯付けていた。

 流石に日が落ちると、沢を通風は冷たく吐く息は白い。とっぷりと暮れた空には、満天の星が輝き、手を伸ばせば届くような錯覚を覚える。暖かくして寝袋に潜り込む。

 東の空が明るくなり始め、穂高連峰にモルゲンロードが現れる。テントから頭を出して、かじかんだ手でおもむろにカメラを準備し、一瞬を待つ。

 穂高連峰に陽が当たり、周りのテントから朝食の準備で湯気が揚がるのが、いかにも寒そうだ。今朝は放射冷却で−5度まで下がったらしく、水場の洗面台は薄氷が張っていた。


涸沢から奥穂、涸沢槍を望む 穂高連峰に陽が差しはしめる
夏の涸沢
奥穂、涸沢槍、北穂 涸沢小屋と吊尾根
モルゲンロード(1) モルゲンロード(2)
涸沢小屋テラスから(1) ザイテングラードを仰ぎ見る
涸沢小屋テラスから(1) 涸沢のお花畑